魁!豚トロ工房

古いビルの屋上で木工を楽しんでいます

ブレード交換

購入したテーブルソーですが、その後色々チェックしたので感想をまとめます。


■良い点
・モーターやブレードの可動機構がしっかりしている。
・自作の頃では無理だったスプリッターをつけたままのブレードの上下、ブレードの角度変更が前面から簡単に操作できる。
・調整可能な箇所が多い。
・エクステンションウイングが便利そう、そのうちトリマーテーブルを追加したいです。

■悪い点
・アルミ合金なのでしかたながないのですが、天板の平面が出ていない、塗装も荒っぽい。
・音がすごい!マルノコから自作した前作より爆音です^^;
・付属のフェンスやマイターゲージの精度がいまいち。
・マニュアルが付いていない。



天板にアルミ角パイプを乗せると左右端に隙間があるのがわかります。

隙間に0.3mmのトランプが入ります。
この誤差は修正できなさそうなので我慢して使っていかなければいけません。
それ以外は値段以上に楽しめそうで買ってよかったです。


今日はブレードの交換です。
付属のブレードは切れないとの噂があったのと、大きなブレードは怖いので少し小さめの「Freud」という縦横両用に交換しました。

この「メンフィス」はブレードの取り付け軸が15.8mmという特殊なサイズですので写真に写っている15.8mmを30mmに変換するリングを使います。
内径30mmのブレードは大きさが3種類あったのですが、2x4しかカットしないので一番小さい外径210mmにしました。
変換リングはキツすぎてサンドペーパでかなりの時間をかけて調整して取り付けました。


取り付けてわかったのですが最初から付属しているブレードは刃先厚が2.8mmあり、それに合わせてスプリッター厚が2.3mmになっていました。
210mmFreudは刃先厚が2.4mmなのでスプリッターと0.1mmしか違いが無く、誤差0mmで調整(実質不可)しないと使えないことが判りました。
235mmと250mmのFreudは刃先厚が2.8mmなので交換するならこちらがオススメです。


交換後の最大切込深さは89mmから69mmになりました。

■注意■  当ブログに記載されている製作・改造などの情報は、危険を伴う場合もありますので自己責任での利用をお願いします。