魁!豚トロ工房

古いビルの屋上で木工を楽しんでいます

熱中症対策

お盆の9連休は暇さえあれば屋上で木工をしています。

しかし灼熱の中での作業はあっという間に体力が奪われて半日しか続きません。

これだけ暑いと熱中症対策も重要です。

自分も屋上に上がるときは水筒に冷たいお茶を入れて持っていくことにしています。

そして夏と言えばあの飲み物も一緒に持っていきます。

何だかわかりますか?白くて、少し酸っぱいあれですよあれ。

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そう「木工用ボンド」です・・・滑った!

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白くて、少し酸っぱい「カルピスウオーター ボトルアイス」です!

いつも見ている木工家のブログではガリガリ君を食べることで熱中症対策をしているようですが、ガリガリ君だとすぐに溶け始めてしまいます。

これなら30分ぐらい経っても少し緩くなるだけなので問題ありません。うっかり持ってきたことを忘れてしまっても漏れたりしないので安心です。

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それにしても暑いです、強い日差しの中で木工を続けていたら、いつの間にか白いG-Shock(0円)をゲットしてしまいました。

 

工房最適化3 作業台の収納

前回塗装した足の部品を組み立てていきます

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今回はこの左側半分に引き出しを付けて工房の収納力を大幅に増やす計画です。

引き出しを作るのも取り付けるのも初めてです、うまくできるのでしょうか?

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まずは引き出しの材料を切り出します。新しい野外テーブルが大活躍!!

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廃材やストックしてあった合板をできる限り利用します。

所々穴が開いて居たりしますがどうせ見えないのでOKです!

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引き出し6個分の材料が切り出せました。

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夕方までにボンドとフィニッシュネイルでとりあえず4箱組み立てることができました。

底板は深い箱は12㎜その他は4㎜の合板を取り付けました。

簡単に見えますがずれないように組み立てるだけでも結構難しいです、本日はここまで。

工房最適化2 新作業台

作業台下の配管周りがすっきりしたので次は作業台を新しくしていきます。

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まずは余っていたシンプソン金具を使って2x4の骨組みを柱に取り付けます。

水平、平行、直角・・・できる限り注意して作業します・・・

今まではいつこの場所を明け渡せと言われてもいいように台が置いてあるだけでした。

今回は少しでも空間を効率よく利用するため作り付けにしました。

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古い天板をはずし、当面は仮設作業台の天板としてつかいます。

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古い骨組みはすべてボルトで組み立てられていたので分解しました。

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分解された長めの木材は新作業台の足に利用します。

予定のサイズに加工します、床が水平ではないため足の長さは現物合わせで調整しながら一度組み立てた後に分解します。

そして最後にサンダーをかけ、余っていた屋外用の塗料で塗装します。

これは工房内に雨水が入ってくることがあり、湿気で床付近の柱が痛みやすいことの対策です。

あっというまに夕方になってしまいました。

工房最適化1 木製配管カバー

今日からお盆休みの九連休です!!

大したものを作っているわけでもないのに道具ばかり増えていく屋上工房です

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写真のように人が立っていられるスペースが無くなってきました。

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今回、収納を増やしたり配置を見直して、居心地がよくなるように大規模な模様替えをします。

冬になるまでにはなんとか完成させるぞー!!

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まずは作業台の上のガラクタを一旦移動。久しぶりに天板が見えてきました。

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作業台を移動すると前から気になるむき出しの配管!!

今日はこいつをやっつけようと思います。

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廃材をカット

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現物合わせで骨組みを組み立てていきます。床が水平じゃないのでかなり苦戦しました。

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本日はここまでです。木の箱がおいてあるだけですがこれだけでも精神的に安心です。

九連休を使ってなるべく工房最適化を進めておきたいです。

ベルト&ディスクサンダー集塵改造

「ベルト&ディスクサンダーHBDS-100」この機械は地味すぎてこのブログではあまり取り上げたことがありませんが、とてもいい仕事をしてくれます。

ただし、こいつの出す細かな粉塵は最悪です、最初からあるコネクタに集塵機を接続して使っても数秒で目やのどにダメージを感じます。明らかに体に害のある粉塵です。

サイクロン集塵機もパワーアップしたこともあり、今回はこの機械の集塵効率を上げる改造をしました。

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このタイプのサンダーはいろいな方がブログで集塵改造をされていますので参考にさせてもらいました。

まずはディスク部分です、元からついていた鉄板のナットを利用してディスクの正面から直接集塵する方法です。簡単なのに威力は絶大です!!

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次はベルトサンダー側の集塵です。こちらもなるべくベルトの近くから集塵するためのフードを自作して取り付けます。

形が複雑なので段ボールを切ったり貼ったりして型を取ります。

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薄いベニア板2枚を重ねて型に沿ってジグソーでカット

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ボンドとエアネイルで完成です。

最初からついていプラスチック製のフード(隙間だらけ)の取り付けナットを利用して合体させます。

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簡単な改造ですがとても効果がありました。

新サイクロンの吸引力が上がった事と相乗効果でまき散らされていた粉塵が見えなくなりました!!

ディスクとドラムでホースをつなぎ変えるのは面倒ではありますが、これで利用頻度が上がることは間違いないです!!

小型ジグソーテーブル

梅雨の頃に少しづつ作っていたジグソーテーブルの紹介です

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持っているジグソーは随分前にホームセンターのワゴンで購入した日立工機FCJ 55VAです。そういえば日立工機はハイコーキに名前が変わりました。

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ジグソーがあれば色々な加工ができると思っていたのですが、実際に使ってみると真っすぐ切れたことがありません。そして断面も斜めになってしまい楽しい思い出がありません。

Youtubeなどで上手に使っている方がいますが腕なのでしょうか?それとも高級機だからでしょうか?

せっかくのジグソーを役立てるためブレードを変えたり直線切り治具を作ったりしたことがありますが、これもうまくいきませんでした・・・

自分とはとても相性の悪いこの工具ですが、ジグソーテーブルとして活用してみることにしました。

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廃材を使ってテーブルを作ります。1x4を縦挽きして1x2相当の材がメインの材料です。

あまり出番がなさそうなの気がするので極力小型にしました、使うときは作業台にクランプします。

緊急停止装置も取り付けて基本装備完成です。

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後日、ブレードがぶれないようにするベアリングのついたアームも作りました。

あまり期待していませんでしたが、断面はかなり真っすぐ切れるようになりました。これなら使えるかも・・・

サイクロンの吸気口のカーブもこれを使ってカットしました。

 

バッフル式サイクロン集塵機4

集塵機の最終調整です。

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まずはバッフル板をトリマーで切り出します。
仮組みしてあったサイクロンユニットを一度分解してシーリング材で隙間を埋め、密閉度を上げてバッフル板を取り付けます。

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これは海外の木工家のThienさん考案のサイクロンで、この不思議な形の板がゴミを分離するキモのようです。
理屈からするとあんまり分離はうまくいかないような気がしますが、今回はサイズを小さく、低くすることに重点をおいたので、分離性能が旧サイクロンより若干落ちることは覚悟しています。
海外ではサイクロン集塵機と言えばほとんどこれです。Youtubeにも作例の動画が沢山投稿されています、もしかしたら分離能力も高いかもしれません。

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電源スイッチは小さめのものをホームセンターで購入して付け替えました。ピンボケ・・・
穴をあけた板を取り付けてぶら下げられるようにしました。

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台車の底に掃除機の熱風が溜まることが発覚したので、排気のための穴を開けました。キャスターも取り付けて機動性もUP!

f:id:kotob:20200806220212j:plainユニットと掃除機のホースもできる限り短くして接続、これでやり残しはありません。完成です!!

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早速分離能力テストです、ペール缶半分のおがくずを何回か吸ってみました。

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少しゴミがフィルターまで届いています・・・、パウダー状のものしか届かなかった旧サイクロンに比べて分離性能が悪くなりました。

でもこれならペール缶が一杯になるまでフィルター交換しなくて良さそうなので許容範囲です。

それより小さくて移動が楽になったほうが嬉しいです!

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工房の定位置に置くとこんな感じです。電源スイッチは壁に引っ掛けて使います。

掃除機のメンテナンスと、全体の密閉度が上がった事でめちゃくちゃ吸引力が上がりました!!満足です!

■注意■  当ブログに記載されている製作・改造などの情報は、危険を伴う場合もありますので自己責任での利用をお願いします。